治療の流れ
1回目
所要時間:約90分問診票の記入およびカウンセリング
問診票にご記入いただいた後は、カウンセリングルームにて問診を行います。
「どのような症状がいつからあるか」「治療に対する疑問」などなんでもお話ください。
ご納得いただいた上で治療を開始いたします。
- 初めての方にお持ちいただくもの
- 保険証
- 妊娠されている方は母子手帳
- 服用されている方はお薬手帳
レントゲン撮影(X線)撮影
目で見ただけではわかりにくい細部のむし歯や歯周病がどれくらい進んでいるか歯の状態をチェックします。
口腔内写真撮影
記録を残すことで、後に比較もでき、治療計画を立てる際わかりやすくご説明できます。
歯周の基本検査
専用の器具で、歯周ポケットの深さを測ったり、歯茎の出血や歯のぐらつきを調べることで歯周病がどれくらい進んでいるかチェックします。
歯周病について詳しくはこちら→
応急処置
痛みがある場合はすぐに治療を行います。必要に応じて最初に処置を行う場合もございます。
2回目
所要時間:約45分唾液リスク検査 (2,500円)
当院ではだ液量やお口の中のむし歯や歯周病菌の数などを詳しく把握し、その方に適した予防プログラムを立案するため、すべての患者様に唾液リスク検査を行っております。
唾液リスク検査では結果が数値として出るため、目に見えない本当のむし歯、歯周病のリスクを発見することができます。
まずはお口の現状を知ることを大切にしています。
治療計画(歯周病に関する)の説明
- 各種検査結果の報告
- 検査結果をもとに、お口の状態をわかりやすく説明します。
- 予防・治療計画の説明
- お口の中の環境は人により様々で、それに応じて予防・治療方法も変わってきます。患者様に最適な治療方針(治療方法・期間・費用など)をご提示します。
ポイント
- インフォームド・コンセント(説明と同意)の実施
- 治療内容について丁寧な説明を行った上、必ずご納得をいただいてから治療を進めて参ります。
分からないことがございましたらお気軽にご質問ください。
3回目
所要時間:約30分歯周治療(歯肉縁上のスケーリング)&TBI
歯の見えている部分についたプラーク(歯垢)を除去します。
TBIとは“Tooth Brushing Instruction”の略であり、歯磨き指導のことです。ご自宅での正しいホームケアをアドバイスいたします。
4回目
所要時間:約30分再評価&唾液検査結果の説明
治療によって口腔内がどのように改善されたか、データや写真を用いてご説明いたします。初期治療により改善が見られた方は、その状態を維持するための予防プログラムを、炎症が治まらない方に対しては、有効な治療プランを新たにご提示します。
5回目
所要時間:約30分~60分歯周病のリスクが高い場合
- 歯周治療(ルートプレーニング)
- ルートプレーニング(SRP)とは、スケーリングによって、専用の器具で歯の根に付いた歯周病菌と歯石をしっかりと落として歯根面 を硬くなめらかな面に仕上げることをいいます。
むし歯(う蝕)のリスクが高い場合
- 修復処置(むし歯治療)
- 被せもの、入れ歯など治療の必要な部分がある場合、その部分の治療を行っていきます。
6回目
メインテナンス
治療が終わっても、健康な状態を維持していくために、定期的な検診をお受けいただくことをおすすめしています。